組込み系システム開発室by藤原技研M

製作中の組込み機器や気になる開発ツールなどを中心に記事を書いています。

CNC ミニフライス盤を作る(2)制御ソフト

CNC ミニフライス盤を制御ソフトをネットで調べると、EaselとgrblControl(元の名前はCandle)があれば何とかなりそうです。

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Web上で動作するアプリで、上記のように画像データ(jpeg)やベクターデータ(svg)を開くことができます。右側は完成後のシミュレーション結果が表示され、マウスでグリグリ回転し、完成形を確認することができます。完成したら、Machine>Advanced>generate g-codeボタンをクリックするとExport g-codeボタンが現れるのでクリックするとデータのダウンロードができます。

 

このデータをgrblControlで読み込んだ結果がコレ。

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このままCNCミニフライス盤にデータをSendすると彫刻してくれるハズです。

ドリルルーターの場合はこれで良いのですが、レーザーの場合は、ただヘッドを移動するだけの時にレーザーがオンしたままだと移動軌跡が焼け残ってしまいますので、移動前にレーザーをオフ、移動後にレーザーをオンする必要があります。つまり、

  レーザー・オフコマンド = スピンドル・オフコマンド (M05)

  レーザー・オンコマンド = スピンドル・オンコマンド (M03)

をCommandリストに追加しないといけません。手作業でやると面倒なのでツールを作る必要がありそうです。

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